ワンダフルシネマライフ

「映画好き」といってもいろんなジャンルの映画好きがいるのは当たり前ですね。

ただ、ティーンエイジャーが映画好きを自称していたとしたら、多分その子はマーベル作品やらディズニー映画やらを好んで観るのだろうという予測はつきます。

映画をブログの主題にしていることから明らかだとは思いますが、僕も映画好きの一人です。ただ隠さずにいうと、老け顔なだけではなく趣味も価値観も老けているので、愛好する作品も少し(時にはかなり)古いものが多い。

映画自体を観るようになったのは高1の頃で、毎週土曜の午前中は膝の上に猫を乗せながらGEOで借りたDVDを1〜2本観ていました。虚栄心から三島由紀夫を読むような当時の僕は、やはり映画も”名作”と呼ばれるようなものばかりを貪っていたものです。

そんなこんなで色々と映画に関する知識や教養を蓄えたものの腐らせておくのは勿体ないということで、今回は僕がオススメする名作10作品をそれぞれ紹介していくこととします。さわり程度の簡潔な解説しかしませんので、興味が出る作品がありましたら、ぜひwikiで調べるなり鑑賞するなりしてみてください。

 

1、ゴッドファーザー

やはり一番最初は僕が一番好きな、かつ映画を観始めるきっかけとなった作品から。

3時間もある映画ですので、あまり慣れていない人に対してこの作品を1番にオススメするのは酷だとは思いますが、人生で一度はみて欲しい作品です。

舞台はWW2後のアメリカで、NYで大きな勢力を持つマフィアの一家に降りかかる悲劇と復讐を描いた渋くてカッコよくてダンディな映画です。

アルパチーノが半端なくかっこいいのです。

 

2、ニューシネマパラダイス

これは泣ける名作ですね。イタリアにある古い映画館を舞台とした、少し頑固な映画技師と映画好きな子供が繰り広げる、愛と笑顔に満ち溢れた映画史上に残る金字塔です。

特にラストシーンは非常に有名で、音楽も相まってハンカチ必携です。

彼女とお家デートを考えている人がいるとしたら是非この作品を二人でみましょう。

絶対に上手いことエッチに持ち込めることができます。僕が保証します。

 

3、シックスセンス

ラストシーンが有名な映画ということでシックスセンスを。

ブルースウィルスといえばみんな「ダイハード」を最初に思い浮かべることでしょうが、この作品を一度見てしまうとダイハードは二の次となること間違いなしです。

一応ホラー映画に分類されてはいますが、決して怖くないです。ほん怖が怖すぎて観れない僕がいうのだから間違いありません。

この作品に関してただ一つ言えることがあるとすれば、

「絶対にネタバレを見てはいけません」

一度見たら最後、僕はあなたのことを一生軽蔑しますね。あの感動を味わえないことになるのですから。

 

4、ターミネーター

おいおい、なに2作目から紹介してんねん!という怒号が聞こえましたので一つ弁明させてください。正直言ってターミネーター1は微妙なので見なくていいです。

ですが、この2は半端ない。3以降も見なくていいですが、2は半端ないんです。

1のあらすじとしては、シュワルツェネッガー扮するT800が襲ってきたけど逃げきったよ〜って感じです。

この作品もただかっこいいという点に尽きます。あのT800がグッドサインを出しながら溶鉱炉に消えていくシーンはあまりにも有名ですね。

あと、シュワちゃんの超絶肉体美が全裸で拝見できますので、そういう趣味のある男女諸君はお楽しみに。

 

5、スターウォーズep3

前作に続いてシリーズの途中ですがこの作品を。スターウォーズは特殊な作品群で、4→5→6→1→2→3という順番で観なきゃいけないんです。7以降は知りません。

特に8の話題は絶対にしません。学校をサボって公開初日に行ったものの、絶望というか怒りというか、破壊衝動しか起こらないような駄作中の駄作でした。あれのせいで、7以降の作品を僕は認めていません。

そういえばあの日、ちょうどめんどくさい関係にあった女子も病欠したせいか、「2人が復縁してデートに行ったんじゃないか?」と次の日にクラス中の男子から茶化された事を思いだしました。たぶんこの記憶も相まって8が嫌いになったのでしょう。

話を戻します。もちろん、4〜6もいいのですが、如何せん古い。ダース・ベイダーが特に好きな僕としても、最初にオススメする気にはならないんです。

そこで、邪道ではありますが、1から6までを順に観ることを提案します。別に4以降を見ずして1からみても特に問題なく観れてしまうのがSWのいいところです。

3の良さはやはりダース・ベイダーの誕生にありますよね。あと、パドメ役のナタリーポートマンがめっちゃ美人。僕はあの女優がオードリーヘップバーン、ジョディフォスターの次に好きです。みんな貧乳ですね。

 

6、麗しのサブリナ

オードリーヘップバーンということでこの作品を。流石に白黒で古臭い感じはしますが、僕はこのサブリナみたいな女性が大好きなんです。お転婆で飾らないあの美しさに、男性が求める理想があるような気がします。オードリーヘップバーンといえば「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」や「マイフェアレディ」なども超有名ですが、やっぱり僕はこの作品が好きです。というのも、脇役があまりにも豪華で、ハンフリーボガードやウィリアムホールデンら、歴史に残る超名優が作品を艶やかにしています。

オードリーヘップバーンみたいな美しい女性と結婚したいなぁ。

 

7、プライベートライアン

一つのジャンルとして戦争映画は外せないですよね。あと、スピルバーグ作品も。

この作品は逆に冒頭がすごく有名で、スピルバーグだからこそ集められた資金をふんだんに使った、壮絶で凄惨かつあまりにもリアルな銃撃戦が繰り広げられます。

トムハンクスもかっこいいですよね。彼の作品といえば、フォレスト・ガンプやキャッチミーイフユーキャンもオススメですね。有名どころしかないです。

 

8、カッコーの巣の上で

これは色々と考えさせられる映画です。ジョーカー程度で考えさせられてるような人はこの作品を観た後にはどうなっちゃうことでしょうか。

犯罪者が刑期を減らすために精神病を偽り精神病院での生活を送ることになった、という作品なのですが、ラストシーンは観た人全員を鬱にする”魅力”があります。

本当にこの作品は若いうちに一度は見て欲しいです。特に医療に携わるという未来図を描いている人には是非。

この作品で主演を務めるジャックニコルソンは伝説的な名優でして、アカデミー賞に12回ノミネートするという、歴代一位の伝説的な記録を持っています。

そんな彼のキャリアハイと言われるこの作品ですから、素晴らしい演技にみなさん驚愕することでしょう。

ついでですが、彼はセックス依存症だったそうです。

 

9、仁義なき戦い

ここで日本映画を。あまりみなさんに馴染みがないであろうヤクザ映画の金字塔です。

菅原文太松方弘樹伊吹吾郎田中邦衛、梅宮辰夫、シリーズ全体で言えば小林旭千葉真一北大路欣也といった名優たちがそれぞれ渋くかっこいい極道を演じあげます。いやー、彼らみたいなダンディな男が騒ぎ立てられる世の中に戻って欲しいものです。

そこの男子諸君、朗報です。ヤクザ映画には付き物の”濡れ場”はしっかりありますよ。

 

10、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

ただ一言、アニメ版、旧劇、新劇を観ずしてエヴァを語るな。

 

以上で10作の紹介を終わります。

面白そうな作品があったら是非観てみてください!

もしよかったら感想等を聞かせてくれるとすごく嬉しいです。

是非みなさんも、映画という泥沼にドロドロとハマってみましょう〜!